出口
一つ目がこちら。単純明快な「出口」のサイン。
駅での掲示例は以下の写真の通り。矢印のウェイトやフォント(ここでは平成角ゴシックを使用)は異なりますが、雰囲気は十分出ています。
図書室(パネル反転中)
内照式の掲示器を備え、表示面の書体にゴシック4550を用いた立派なつくりです。黒地に緑文字のため、「きっぷうりば」をオマージュして作製されたものと思われます。
図書室の一般開放が無くなって以降は消灯、そして現在は表示面が反転されており、今後が気になるところです。
表示面がそっぽを向いて、悲しい!気持ちになると同時に、板の下地が緑色であることに気づかされました。光源の灯りが緑のアクリル、黒のアクリルの切り抜かれた部分を通過することで文字を視認できるという、サインの基本的な構造を読み取ることができます。
おまけ(葛西駅の営団サイン)
駅名標(中野方面、地下鉄博物館改札寄り)
他は以下のような現行仕様で、おそらく掲示器のサイズがこの1か所だけ異なる&表示内容に過不足が無い...といった経緯から更新を免れているのだと推測。
漏水注意(地下鉄博物館改札)
大きな感嘆符がチャームポイントな漏水注意のパネル。ワープロで打った手製の看板がある中で、こうしたサインシステムに則ったものもあります。物陰に置かれている関係で斜めからしか撮影できません。霞ケ関駅・虎ノ門方面改札付近にもありますので、正面から向き合いたい方はそちらへどうぞ。